(6/6追加あり)ついに拝顔、コウライウグイス!
何日も何日も、その姿を見たい見たいと願いつつ、声しか聴けずに虚しく(?)帰路についていたコウライウグイス (꾀꼬리)ですが、ついに!!!
その姿を拝むことができました!!!😻😻😻😻😻
(しかもうちの近所の公園で!!!)
「あなた辛抱強いねえ・・・呆れて出て来てあげたよ。」
なんて鮮やかな黄色なんでしょう!
大きさもヒヨドリよりひとまわり大きい感じです。
こんなに存在感があるのに、姿を見るのは何故か至難の技なんです💦
現に、写真を撮っているところに通りかかったおじさんが、「何を撮っているの?」と聞いてきたので、コウライウグイスです、と答えると、心底びっくりした顔で、「え??!!😳😳😳ここにコウライウグイスがいるの???30年以上ここに住んでいるけれど、知らなかったよ。見たこともないよ!!!ちょっと写真見せて!!!あーーー、本当だ!!!」と大衝撃を受けたようでした。
そこで、コウライウグイスはなかなか姿を見せてくれないこと、渡り鳥で、今の時期しかソウルにはいないことを伝えたのですが、おじさんは頭を抱えて「いやー、30年以上住んでいて知らなかったなんて笑えるね。それも、引っ越ししてきたばかりの日本の人に教えてもらうなんて・・・。」と苦笑していました。笑
コウライウグイスは2羽いて、つがいのようでした。
一本の木から飛び立ってはしばらくすると戻る、という行為を繰り返していたので、もしかしたらこの木で営巣するのかもしれません。
この日はなんとか(枝被りながらも)写真に収めることができましたが、飛ぶスピードも速いし、木の中に入ると姿は全然見えないし、で写真にはこれ以上収めるのは無理と判断、記憶に焼き付けて退散しました。
【6月6日、追加写真です↓ また同じ場所で会えました!】
【追加写真、以上】
ミャーー!!ミャーーー!!!という猫みたいな鳴き声のほか、美しい囀りも聴く事ができました。
ヒヨヒヨヒヨヒヨほう〜♫ (コウライウグイスの囀り)
鳴き声といえば・・・
ゲゲゲビビビ・・・!!!
「大声なら負けないぞーー!」
近くの池にオオヨシキリ(개개지)もいました!
オオヨシキリも夏鳥で、水辺の草むらやヨシ原で出会う事ができます。
小さな体のどこからこんな声量が?!という大音量で鳴いていました。
お世辞にも美声とは言い難いのですが😅のどを精一杯膨らませ、口を最大限大きく開けて歌うその姿を眺めていると、何か崇高なものを感じます。
最後に、チラッと出会えたキジのメスを・・・。
オスには最近飽きるほど?!出会えるのですが、メスには数えるほどしか遭遇しません。
とっても優しい目をしていました。
〜今日のおまけ〜
最近のハンガンの土手・・・一面の花畑です。
延々と黄色の花が咲いていて(キバナコスモス?)歩くだけで癒されます。
ステイホームの合間に、こうして散歩できる素敵な場所があることに感謝です。
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縞々のエゾビタキ、コサメビタキにも遭遇
気温も上がり、最近は夏鳥や旅鳥に遭遇することが多くなってきました。
今、一番姿を見たいのは、やはり夏鳥である「コウライウグイス」なのですが、声はすれども姿が見えない!!泣
日本でもお馴染みのウグイスとは姿も声も全く異なり、
ミヤーーっミヤーーっ!!!
と、あなたは発情期の猫ですか??というような、不思議な鳴き声のコウライウグイスなのですが、林の中から声はすれどもいつまで待っても姿は見えず・・・という日が続いています。
そんな待ちぼうけの時間にも、素敵な出会いがありました😊
か、可愛い😍😍😍
大きな瞳に吸い込まれそうです。あなたはだあれ??
「こんにちは〜、僕、エゾビタキです。よろしく!」
つぶらな瞳の正体はエゾビタキ(제비딱새)でした!
日本でもここ韓国でも旅鳥で、渡りの季節にしか出会えないようです。
枝から飛び出してはひらひらと空を舞い、虫をキャッチして枝に戻る、という行為を繰り返していました。
このことから英名はFly catcher と言うそうです。
(↑ちょっと不明瞭ですが、蛾らしき虫をキャッチして戻ってきたところ。)
エゾビタキはつぶらな瞳と、胸の縞々がチャームポイントですね😍
「ちょっと待って〜!つぶらな瞳なら僕も負けていないよ〜!!」
あれ??
エゾビタキより若干小さな双子の弟も登場しました。
「・・・胸にシマシマは無いけどね💦」
こちらはコサメビタキ(쇠솔딱새) でした!
コサメビタキもここ韓国では旅鳥(少ないケースで夏鳥)です。
いや〜、ヒタキ類の可愛さは群を抜いていますね😍
短い時期しか出会えない旅鳥の彼らに、一瞬ですが出会えてとても嬉しかったです。
〜〜シマシマ繋がり、その(1)〜〜
シマシマといえば・・・
オオアカゲラ(큰오색딱다구리) にも出会えました✨
通常のアカゲラとは異なり、胸と脇腹に黒いシマシマがあります。
頭部が黒いのでこれはメスのオオアカゲラです。
ちなみにこちらが通常のアカゲラさん。
シマシマがありません。
〜〜シマシマ繋がり、その(2)〜〜
シマシマといえば・・・
うちの猫です😆
いつ見ても、見事なシマシマです!
〜〜エゾビタキのエゾ繋がり〜〜
エゾリスです🐿
ソウルで出会うリスはエゾリスみたいですが、最近は冬毛(薄茶色)から夏毛(黒色)への換毛期のようで、ツートンカラーになっている子をよく見かけます。
「冬毛が抜けたら、スリムに見えるでしょ?」
確かに全身夏毛になっている子は、ひとまわりも小さく見えました。
うちの猫は、換毛期にいくら毛が抜けても、全然痩せて見えないのは何故なんでしょう。
近いうちに、待ち焦がれているコウライウグイスにも出会えますように😊
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コウライキジとカッチの尾っぽ比べ
韓国はコロナの封じ込め、かなり頑張ったと思います。
先日はついに新規感染者がゼロの日もあり、街中やお店には人の姿が戻ってきました。
まだまだ予断は許されないとは思いますが、手洗いうがいをしっかりと、人との距離を保ち、三密を避けながら、少しずつ外にも出て行けたら良いなと思います✨
というわけで、カンナム駅から2つ目の선릉駅から徒歩数分、世界文化遺産の「宣陵と貞陵」に散策に行ってきました。
ここは新宿御苑のような有料公園(公園というか王陵ですが)で、広大な敷地には木々が生い茂り、近場で森林浴をするにはもってこいの場所でした。
ケーンケーン・・・。
と、大きな鳴き声がしてくる方に目を凝らすと・・・。
茂みの中に赤い顔が!
コウライキジ(꿩) の雄です。こんな街中の公園にもいるんですね〜😳😳😳
赤い仮面をつけたような顔と、美しい羽、立派な尾。
日本の国鳥のニホンキジとは体の色が違いますが、コウライキジも美しいですね😊
しかしキジの声は本当に遠くまで聞こえますね。自分の居場所を知らせているようなもので、姿を見つけられて嬉しい反面、「雉も鳴かずば撃たれまい」という諺が物悲しく頭に浮かびました。
雌の姿は見当たりませんでしたが、雄の姿は散策中に何羽も確認できました。
それにしても立派な尾!
と、見惚れていると・・・
「ちょっと〜!僕の尾も見てよ!ほら!ほら!」
カッチが尾を見せびらかしにやってきました。😆
「どう?!僕の尾っぽも負けてないでしょ??」
確かに改めて見ると、カッチの尾ってとても長くて綺麗ですね。
そういえば公園内にはカッチと同じカラス科であるカケス(어치)もたくさんいました。
カッチほど尾は長くないですが、羽の色が綺麗です。
私は好奇心に溢れたようなカケスの目が好きです🥰
羽繕い中に、ファンキーに逆立った頭も可愛い💕
この日、嬉しかった出会いがもうひとつ。
ビンズイ(항등새) です!
ソウル付近では繁殖期に見られるようです。
タヒバリと似ていますが、頬にある白い点が識別ポイント!
胸のストライプがオシャレな雰囲気です✨
何羽かいました。この森で営巣するのかな?
また次の散策時にも会えたら嬉しいです。
〜〜今日のおまけ〜〜
王陵の切符売り場の目の前に、紅茶専門店のロンネフェルト(Ronnefeldt)のカフェがありました。
お天気もよかったので、壁が全部開けられて、外と一体化したオープンな雰囲気でした。
換気👍ばっちり、三密とは程遠いので、一休みにちょうど良かったです。
しかし紅茶専門店に来てもなお、珈琲を頼んでしまう自分は、かなりの珈琲中毒だと思いました・・・😅☕️
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コイカルのカップル、桜咲く?
2月10日に記事にした「コイカル (밀화부리)」との初遭遇なのですが、その後、チラホラとその姿を見かける機会が増えてきました。
あの日は雄の姿しかなく、その後、雌に無事に出会えるかなあ😊と心配していましたが、ついにカップル誕生?!した模様です!
「初めまして、コイカル♀です〜。チャームポイントは黄色の嘴と、羽先の白い点々です。宜しくお願いします✨」
コイカルの雌は、頭から顔が黒くなくて淡いグレーでした。お陰で可愛い瞳がよく見えます。
一方雄は、、、
顔が黒いから、瞳がなかなか写真に写らない😂
何とか写ると嬉しいです。雄も可愛い目をしていますね!
同じ枝にとまっていた雌のコイカル。カップル誕生かな?☺️
しかしこの日はコイカル日和?!で、後から後からコイカルが・・・!!
雀の群れとコイカルの群れが混ざっていました。
ちょっと区別がつくように呼びかけてみましょう。
コイカルさーん、口開けて!
(はーい!)
見事にみんな口を開けてくれました😆
こちらはコイカル三姉妹。みんな美人さんですね。
こちらは三姉妹に惹かれてやってきた?コイカル君。
わらわらわら・・・。
いつの間にか地面はコイカルだらけに!
よく見ると、コイカルよりひと回り小さい違う鳥も混じっています(赤い矢印)。
アトリです!되새
↑アトリの雄。コイカルの雄同様、頭と顔が黒っぽいです。
↑アトリの雌。こちらもコイカルの雌同様、頭と顔は淡い色をしています。
アトリは日本でも冬によく出会っていました。
ここ韓国でもアトリは冬鳥のようです。アトリの姿が見られるのもあと僅かですね。
この日は花に囲まれて、コイカル達もアトリ達も、みんな春を楽しんでいるかのようでした。
ちなみにこのコイカルの群れに出会ったのは、住んでいるマンションの敷地内です🐥
遠出をしなくても、こんなに近くでコイカル達に出会えるなんて幸せです。
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春爛漫・・・3月最後の日に。
気付けば、春爛漫。
そして気付けば今日で3月は終わりです。
人の気配がない公園を、少し散歩してきました。
ツツジにとまるエナガに会えました✨
関係ないですが、 エナガってなぜか、どの写真を見ても・・・
(じーーーっ)
(じーーーーーーーーーっ)
こちらを見つめているように見えるのは何故なんでしょう?!😍
(ちなみに上記2枚は2月撮影です)
ツツジが綺麗でした。
キジバトも地面に羽を広げて日向ぼっこ。
ヒヨドリたちは大喜びで桜の蜜を味わっていました。(嘴の先が花粉で黄色に!)
池ではカエルがケロケロ。
新芽にとまるヤマガラ。
どことなく嬉しそう。
世界は大変な事態になっている今日この頃、春の変わらぬ美しさが心に染みました。
〜〜〜今日のおまけ〜〜〜
何度か通っているキムチ店にまた行ったら、
サービス!と言って、アジュンマが売り物のうずら卵のおかずをくれました。
韓国のお店って、とっても太っ腹なサービスをよくしてくれる気がします😆
これはおかず屋さんで買ったおかずです。好きなものを3パック選んで5000w(500円弱)、安い!美味しい!ハマってます😄
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強面のシメさん、そしてチコ(うちの猫)
日本でも冬になると良く出会っていた鳥がいます。
その鳥は、雀よりは大きく、ヒヨドリよりは小さく・・・。
顔は一度見たら忘れられないインパクト?があります。
「あー?何勝手に撮ってんだヨ!」
・・・と、強面の顔で一喝するのは、咥えタバコのシメさんです😅
シメ 콩세
ソウルでも出会えて嬉しいです。
「・・・ま、撮りたきゃ撮りゃ〜イイさ。」
一見、強面のシメさんなんですが、声は綺麗で繊細な金属楽器のようです。
そして、個人的には・・・うちの猫(チコ)にどことなく似ている気がして、気になってしようがない鳥なんです😄
「・・・どこがどう似ているのよ?」by Chiko
シメは地上で長い間、一生懸命に餌を探していました。
立派な嘴で、硬そうな木の実もどんどん割っていきます。
バリバリ・・・
バリバリ・・・
良く見ると、嘴の先には土がついています。
土の中まで一生懸命に食べ物を探して歩いているんですね。
「そ、そんな細かく観察やめろよ・・・照れるじゃねえか」
また次の冬に会えますように😊
〜〜〜今日のおまけ〜〜〜
コロナウイルスのせいで、外出もままならず、自宅で過ごす時間が増えました。
鬱々としがちな家での缶詰生活、少しでも明るい気分になれるように、と花市場で花を買ってきました。
家に帰ってきてとりあえず水につけました。
花瓶に入りきらない!!笑
慌ててお友達にお裾分けにいきました。
こんなに買って、日本円で2000円とちょっとでした。
家の中も一気に春となりました。
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ソウル・・・コロナ話とハチジョウツグミ
最近はどこへ出かけるにもコロナウイルスに警戒しなくてはならない日々です😿
数週間前には、こんなにも日常が緊迫ムードに包まれるとは思っていませんでした。
先週からは私の住むマンション内でも外部の人(宅配や出前の人など)の出入りが制限され、荷物の受け取り等は一階の玄関前で、などの細かい規則もできました。
買い物に出ても、建物の入り口で発熱感知器でチェックされてから入館・・・というように物々しい雰囲気です。
もちろん学校も幼稚園も休みとなり、なかなか気楽に鳥見に出かける時間も取れなくなりました。
事態の一刻も早い収束と、いま最前線でコロナと戦っている方々の健康を祈るばかりです。
(人っ子一人見当たらない商店街😧)
(いつもは満員のお店も、お昼時にもかかわらず貸切状態😧)
〜〜コロナの話はここまで。〜〜〜
もう数週間前のことになりますが、近くの公園での出会いを記録します。
日本(東京)の冬の風物詩のひとつに、ツグミの姿がありました。毎年、冬になると公園や河岸の遊歩道などで必ず見かけていたあの姿・・・。
でもソウルでは、冬が来てもなかなかツグミに出会えなかったんです。
しかし、ついに公園で・・・!!
(ガサゴソガサゴソ・・・)
落ち葉を必死にひっくり返しているその姿は、まさに会いたかったツグミ・・・!😍
(ん?誰か見てる??)
・・・と顔をあげてくれたのですが、んんん?
(こんにちは〜、ぼくハチジョウツグミだよ!)
なんと、東京で私は一度しか見かけたことがない、希少なハチジョウツグミでした!
ハチジョウツグミはツグミの亜種とされ、姿形はまったく同じですが、色が異なります。
胸の色が、通常のツグミと比べて、赤〜オレンジ色なんです。
胸から尾羽まで赤いので、このハチジョウツグミは雄のようです🙂
この公園で出会った個体は、なんと全てハチジョウツグミでした😳😳
日本だと、ツグミが100羽いたとしたら、その中に稀〜にハチジョウツグミが一羽、二羽混ざっている??というイメージ(あくまで私の勝手なイメージです😅)だったので、なぜツグミが全然いなくて、ハチジョウツグミがこんなに?!とびっくりしていたのですが、上記の愛読書によると、韓国ではツグミは南部で、中部ではハチジョウツグミが主に観察される、とあるので謎は解けました。
ツグミには南部に行かないと会えないんですね〜。
(冬の間は僕たちがつぐみに代わって、風物詩になるからね!)
(またね!)
ツグミもハチジョウツグミも、色は異なれど、キュートでファニーな正面顔は同じでした☺️
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