モズのトカゲ狩〜深まる秋の川辺にて
秋晴れの清々しい朝、近くの川辺にモズを探しに行ってきました。
先日、チラッとその姿を見かけたので、そろそろ縄張りを持って常駐しているかな?と思い、カメラ持参で出動しました💨
見つかるかなー、小さいし、群れてないし、色は地味だし・・・(←失礼な)、でも出会えなくても、こんな気持ちの良い朝に、川辺の自然を愛でられるだけで幸せだ、と色々と振られる前の心の準備をしつつ(?)向かったのですが、
「紳士な僕は、女性を失望させないよ、フッ」
😍😍😍😍😍
なんと、自転車を止めて、見上げた枝の先で、真っ先に出迎えてくれたのがモズでした!
ああ〜、ありがとう、モズさん!!会いたかったよ〜!!!
目の横が黒い、綺麗な雄のモズです。
近くで写真を撮っても、逃げずに、じっとモデルを務めてくれました。
つぶらな瞳に、小さいけれど猛禽らしい立派な嘴。
胸の鱗模様も素敵です😍
・・・と、スーパーモデルに見とれていると、突然枝から急降下、生垣の上に突っ込んで行きました。そして何かと格闘しています。
(↓ピンぼけですが、生垣の中で格闘中のモズ)
ガサガサ・・・
「獲ったどーーー!!」
エレガントなモデルから一変、狩人に!!
なんとトカゲを獲ったようです。
咥えて枝先に戻ってきました。
トカゲさんの冥福を祈ります・・・。
この後、モズの早贄にされちゃうのかしら・・・?
モズはトカゲを捕まえた後、急に高鳴きを始めました。
チキチキチキ・・・と甲高い声で、囀っている姿はまるで勝利の雄叫びのようでした😊
(実際は高泣きは、縄張りの宣言と言われています。)
そう言えばトカゲを狙っている間、近くの枝ではシジュウカラたちがけたたましく警戒音を発し続けていました。
「モズだー!ここにモズがいるぞーーー!!!」
モズは小さいながらも小鳥も狩ることのあるハンターなので、シジュウカラにとっては天敵なのかもしれません。
(最近、シジュウカラたちは言葉を話すとニュースになっていたので、以前にも増して興味深く鳴き声に聞きいってしまいました。人間と同じように、異なる単語を組み合わせてコミュニケーションをとっているそうです。)
その他、秋の川辺で出会った鳥たちは、
黄色のカーテンの下で寛ぐコサギ。
ちょっと遠いけどカワセミ。
落ち葉の上を歩くハクセキレイ。
呼んでる口笛、モズの声・・・
小さい秋小さい秋、小さい秋 見つけた
懐かしい歌が頭の中で流れた一日でした。
〜〜今日のおまけ〜〜
川の近くにある看板。
まだ一度も遭遇したことはないですが、いつか会えるかな??
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