耳を澄ませば〜23区の片隅で

韓国のソウルでの野鳥観察を綴ったブログ「耳を澄ませば〜ソウルで野鳥観察」→日本へ戻ってきました。また身近な鳥たちとの出会いを記録したいと思います。

癒しのカワセミくん〜モズのメスとも遭遇

 

いよいよ師走に突入、いつものことながら時の流れの速さに驚かされます。

 

「何を慌ただしくバタバタしているのー?一休みしていったら?」by カワセミくん

 

近所の川辺を歩いていると、中洲でのんびり一休み中のカワセミに出会いました。

 

「空でも見上げて、一息ついてみなよ〜」

 

足の色も胸の色も鮮やか、嘴は上下とも真っ黒の、立派なオスのカワセミでした。

 

「え?もう行っちゃうの? 本当に慌ただしいねえー」

 

「ま、また時間ができたら遊びにおいでよ。またね!」

 

約15分ほど見つめていましたが、全くその場から動かないカワセミくんでした😄

もっと見つめていたかったのですが、人間界の時間に追われる私は、後ろ髪を引かれながらカワセミくんに別れを告げました。

しかしカワセミって、本当に美しい鳥ですね。

 

 

帰り道、空を見上げるとモズのメスが。

オスに比べて全体が淡く、表情もどことなく柔らかい感じがします。

胸の鱗模様が素敵です。

 

〜〜今日のおまけ〜〜

 

韓国語の授業に相変わらず通っています。

先生が、何か教材として読んでみたい本があれば一緒に読みましょう、と言ってくれました。

 

何冊か候補を選んでいるときに、この本の存在を思い出しました。

 


・・・これを持っている日本人は世界広しといえども、私一人かもしれません?!笑

 

ある時、ソウルでタクシーに乗ったときに、運転手のおじさんとアレコレ雑談をしていた時の話です。

その運転手さんが言うには、今はタクシーの運転手をしているけれど、これは仮の姿で、自分の本業は詩人なんだと。

 

・・・え?詩人??✨

 

思わぬ素敵な響きに、食いついてしまった私です💨

 

そして詩人の運転手さんは、目的地に到着して降りようとする私を、ちょっと待って!!と引き留めて、トランクから一冊の本を取り出してきて、

「これ、私が出した詩集です。差し上げます。いつか読み終わったら感想聞かせてくださいね!」

と、私の名前までサインしてプレゼントしてくれました。

 

読み終わったら感想を送ろうと思いつつ、なかなか読み終われずに今日まで来てしまいました。

 

先生と一緒に、無事に読み終えることができたなら、その詩人の運転手さんに、手紙を書いてみようかな、と思います。

 

 

 

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